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「ピアニシモ/辻仁成著」を読んだ。 18年ぶりの再読。 僕が最初に読んだ「辻仁成」の小説が「ピアニシモ」でした。 それから辻仁成の小説やエッセイをいろいろと今まで読んできました。 最後に読んだのが確か「代筆屋」で、読んだのは去年だったかな? 泣けた本、感動した本、そして、つまらなかった本(笑) と、いろいろとありましたが、基本的に辻仁成の類稀な 「キザ」で「ナルシスト」ぶりが発揮されてる本が僕は好きです。 小説はアタリハズレが極端なんですが、エッセイはどれも良かったです。 「ピアニシモ」を最初に読んだ時は、たぶん二十歳ぐらいの時でした。 短い小説なので、一気に読みきりましたが、 読んでるうちに、二十歳の頃に、 この本を読んだ時の気持ちを思い出しました。 当然なのかもしれませんが、あの頃と今では読んだ感想は違いましたが、 あの頃に読んだ気持ちは、今でもよく覚えています。 あの頃、著者の辻仁成、そして読者の僕も 「イラついて」いたのかな?と。 今、この年になって始めて「ピアニシモ」を読んでいたら、 きっと、何とも思わなかったのかもしれませんが、 あの頃、大人のフリをした子どもの自分が読んで、 主人公と自分を重ね合わせたのかもしれません。 物語は、主人公が作り上げ主人公にしか見えない、 「ヒカル」と言う空想の友達との関係で、 自立し成長していく様子が書かれています。 それとは少し違いますが、僕もあの頃、変な人が見えていました。 アパートでDisorderly な一人暮らしをしていた頃ですが、 ある日、部屋に帰ると、赤いシャツを着た目つきの悪い、 ヤンキーが部屋でTVを見ていたので、「誰?」と聞くと、 ぼそぼそと関西弁で喋るだけで、よく意味が分からなかったんですが、 それから勝手に部屋に居たり居なかったりして、 ほとんど喋ることは無かったんですが、たまに話すと 関西弁でぼそぼそと何か言うだけで、いつも赤いシャツを着ていて 何処の誰だか、なんで僕の部屋に居るのかわかりませんでしたが、 変な同居生活がしばらく続きましたが、いつの間にか その赤いシャツを着た関西弁の男は現れなくなりました。 何処へ行ったんでしょうかね? あれは僕の「ヒカル」だったのかな?(笑) 本も音楽と一緒で、読み直してみると、 その頃の気持ちや感覚が蘇ります。 たまには昔に読んだ本を読み返すのもいいですね。 「ピアニシモ」を読んだ頃に 「YES・YES・YES/比留間久夫著」を読みましたが、 それも読み返したくなりました。 あの頃の僕には、なんだか物凄い衝撃的な、 小説だったような記憶があります。 これからも数年後、読み返したくなるような本に出会いたいですね。 今夜は、昨日から読み始めた「となり町戦争/三崎 亜記著」 が、もう少しで読み終わるので、クライマックスを迎えるはず(笑) なので、布団に入って読もうと思います。 あ、そう言えばちょっと前に「真実真正日記/町田康著」を、 読みましたが、やっぱり町田康は面白いな〜。 |
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ヒカリさん |
ippo 2008/05/11 22:18 |
ippoさん |
ヒカリ 2008/05/11 23:32 |
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